| 相良です、今回はバレー実践編を私のバレーを元に説明します 
 まず選曲から考えましょう、何せ曲が決まってしまえばバレーは、ほぼ60%完成と言っても過言ではありません、それほど選曲は重要です
 
													最初は聞きまくり
														とにかくジャンルは選ばず、ひたすら聞きまくります
 もちろんCDショップの試聴器は全部聞きましょう、ネットでも試聴しまくりです
 その中でいいなと思うアーティストをピックアップします
 
 
いよいよ購入
														基本的に貧乏なので、まず中古CDを探します
 それでもなかったら涙をのみながら、新品購入です
 残念ながら1枚のCDで使えるのは、せいぜい1曲でしょう、ときには、1曲も使えない事もありますが、そんな時はすぐに売ってしまいましょう
 ※じっくり聞くと、店で感じたイメージと結構異なります
 
 使えそうな曲は1曲ずつ10分テープなどに録音します、このときはまだ編集はしてません
 これで大まかなイメージを作り上げます
 
 
フィールドで音楽をかけながら適当に飛ばす
														実はこのときにボツになる曲の多いこと・・・
 メモ帳を持っていき、合わせ易いリズムを探しながら、マヌーバの骨格を作ります
 この時点では、曲の一部分だけでもかまいません、1フレーズだけでもチェックしておきましょう
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												家に帰り、もう一度おさらい
												この時点で、いわゆる「起承転結」のどの部分に当てはめるか構想を練ります
 1曲全てが使える場合は苦労しませんが、2~3曲を使う場合は各フレーズのイメージを何らかの形で残しておきます
 たとえば録音テープに「起承転結」の「起」だけを書いておくと、初めの部分だというのが思い出し易いです
 
 おおまかな構想が出来たら、編曲します(組合せ方法はお好きに、たとえばMDに入れて合体していくとか、1本のテープにどんどん上書きしていくとか)
 自分のイメージに合えばOKですが、ちぐはぐな曲が出来た場合は組み直しましょう
 
 次は、出来た曲が規定時間内であるかを確認します
 私の場合は、個人は3分~3分半、ペアは4分以内、チームは4分半ぐらいを基準に考えます
 これ以下だと、自分の技を使い切らずに終わりますし、これ以上だと技を使い切ってしまい間延びしたバレーになるでしょう
 こうして、取りあえず幾つかのサンプル曲を作ります
 
 
再度フィールドで飛ばす
												このときに大まかなマヌーバを作り上げますが、あらゆる風で試さなくてはいけません、重要ポイントもこのとき押さえておきます
 バレー演技は、いきなり最初から決めていくわけではありません、いくつかの重要と思われるフレーズから考えていきます
 こうしないと全体のバランスが取れません
 
 前半で得意なトリックを使いきってしまい、後半に何をやっていいか分からなくなりがちです
 また、風がなくて前へ出たいときも、繋ぎのフレーズと強調すべきフレーズに分けると前に出るタイミングが分かり易いです
 更に、マヌーバを忘れたり、なんらかのトラブルで続けられなくとも、強調するフレーズの時に一気に復活出来ると、ある程度誤魔化せますし、自分でも混乱しにくいです
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												絞り込み
												ここまで来ると、一番気に入って、なおかつ自分の技をアピールできる曲を完成させます
 これに合わせて、マヌーバを完全に作ります
 前記のとおり、強調するフレーズを骨格に、ほかのフレーズを繋ぎとしてバランスよく仕上げます
 
 特にウィンドウィンドウの全面使うように考えていきます、マヌーバは、カイトの飛行速度がもっとも速い状態でを作ります
 なぜなら、それ以上速くすることは無理ですが、スピードを殺す方法はいくらでもあるからです
 ラインを太くする、長いラインを使う、強風用のカイトを使う、エアブレーキを装着する、更に操作でもカバーできます
 
 前に出たり、ウィンドウィンドウの端を有効に使ったり、繋ぎのフレーズをカットする等、色々な方法があります
 以上がおおまかな流れです
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									| ここで、私とF田さんがペアを組んでる「1X8」の演技を例を取ります F田さんが大量のCDを持って来てくれたので、選曲は非常にやり易かったです
 「MORTAL KOMBAT」というサントラ盤から、「Demon Warriors」を選択しました
 3分39秒はペアに使うにはまずまずの時間ですが、間奏部分があまりにも長く間延びした感じでした
 
 そこで、同じサントラ盤から「A Taste of thing to come」を間に入れる方法を取りました
 私は編集にMDを使いましたが、PCをお持ちの方ならもっと簡単なはずです
 MDもPCも無い方は気合いと根性でテープでいきましょう
 
 まずベースになる曲を録音します、次に2曲目の間奏を入れるところを探します
 ディスプレイのあるタイプならいいのですが、無ければストップウオッチでカウントし、そこに別のテープに入れた2曲目を無理矢理かぶせます
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									| 意外と簡単そうですが、これをやるには暗記するぐらい曲を聴かないとイメージがわきません こうして出来た曲はまさに自分一人のオリジナルで、しかも世界に1曲しかありません
 こんな感じで編集をします
 非常に大切な曲を作ってしまったら、是が非でもバレーを成功させようという気になりませんか?
 
 さて、「1X8」のバレーの目玉はなんといってもツインカスケードでした
 更にはスネークバックと速い回転からのアクセルがメインの見せ場です
 加えて、ハイスピードでのクロスオーバーとシンクロを目指しました
 
 曲を作る視点から他の方のバレー見ると、楽しみを増すことが出来ると思います
 では、また・・・
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