IRBC (International Rule Book Committee) 1999年以前の情報


国際ルールブック委員会について

01/10/1999 IRBCからInternational Sport Kite Judges Book(ISKJB)のドラフトが公開されました
07/12/1999 AJSKAからINTERNATIONAL SPORT KITE COMPETITION RULESの日本語訳が公開されました

以下の内容は、旧来のIRBCホームページの内容です。
必ずしも現状とそぐわない部分もありますが参考の為掲載致します。
今後更新を行って行く予定ですので、ご了承下さい。


7月よりスポーツカイト国際ルールブックのWebサイトが開設されました。
AJSKAでは日本語への翻訳作業を行い、 来年度のシーズンより新ルールブックの適用をする予定です。
また、採点に関するSCORINGに関しては現在IRBCにおいて検討中ですから適用時期は未定です。

Sport Kite International Rulebook Home PageのURLは、 http://www.kitehost.net/IRBC/Rules/Index.htmlです。

また、IRBC及びAJSKA競技委員会について以下にご説明致します
(参考文献:AJSKA競技委員会 高橋氏作成の1998年4月18日理事会資料)。


  1. IRBC(International Rule Book Committee)
    1. 発足:1996年

    2. 目的/役割:全世界共通の新たなRuleBookの作成・発行・改訂

    3. Members:(last update 29/09/'99)
      STACK Paul Reynolds (Leader)
        Allan Wakefield
      AKA Eric Forsberg
        Chuck Sigal
      AJSKA Nobuo Tomatsu
        Masanobu Komuro



  2. AJSKA競技委員会
    1. 発足:1997年12月25日

    2. Member
      委員長 涌沢秀夫 → 江見健二郎(NEW)
      副委員長 高橋勝 → 平間宣明(委員から)
      委員 戸松信雄、塩見千恵、堤和丘、 柴田拓雄、北藤博幸、島田浩一(NEW)


    3. 位置づけ
      New Rulebookの内容については、IRBCによって最終決定されます。 また、初版発行後は改訂についてもIRBCによって行われてきています。 AJSKA競技委員会は、IRBCのSub-Committee的な位置付けであり、 委員長、副委員長はAJSKA代表のIRBCメンバーとして、 IRBCの状況を適時競技委員会に報告するとともに、 競技委員会の意見を収集・調整し、 最終意見をIRBCに適時伝える役割とします。

    4. 競技委員の任期等
      競技委員の任期および委員長/副委員長/委員の改選方法等については、 別途理事会で競技決定するものとします。



  3. New Rulebookについて
    1. New Rulebookの基本的考え方
      New Rulebookは、AKA Rulebookをベースとして現在普及しているものと全く違ったコンセプトで 作成することが既に合意されています。
      特に、以下の観点に主眼が置かれています。
      • より簡素化すること。
      • より安全性を追及すること。
      • より観客にアピール性の高い内容にすること。
      • 競技者にとって、より競技意欲を高める内容にすること。
      • 現在のRulebookの矛盾を解消し、より融通性のあるものにすること。



    2. New Rulebookの構成
      基本構成は以下のようになっています。
      1. DEFINITION
        言葉の定義。
      2. RULES
        全世界どの競技会においても100%完全に遵守しなければならない項目。
      3. GUIDELINES
        基本的には遵守しなければならないが、文化(国)の違いや大会事情によって、 事前連絡することにより変更可能な項目。
      4. SCORING(検討中)
        採点に関する項目。



    3. 現行との相違点
      現行との大きな相違点は以下の3点です。(ただしScoringを除く)
      1. Precision,balletと別々になっている競技種目を、 WC形式つまり競技要素の1つとして取扱うようになる。 従って競技種目は、例えばMaster Dual Line Individual Competitionと 言ったようになる。
        これはFlyerの競技意欲の高揚とレベルアップを狙ったもの。

      2. 競技中に指定時間内でのカイトおよび器具の交換を可能にする。
        これは、より安全なFlightを確保すると同時に、 交換することにより良い演技内容になり、 観客へのアピール性が増すことを狙いとしている。

      3. 抗議に対し、より公正さを確保するために「Supervisory Committee」を設置する。 Committeeの構成メンバーを、Organizer、Judge代表、Flyer代表の3者で構成する。 Flyer代表を入れたことがポイント。