一般的にスポーツカイトには、2本の糸(ライン)がついていて、このラインを、

引いたり緩めたりすることにより、カイトを操ることが出来ます。

慣れてくると色々な図形を空に描いたり、曲にあわせて飛ばしたり、

トリックをさせたり、カイトを自由自在に操ることができるようになります。

スポーツカイトの種類

カイトの種類

準備するものは?
   スポーツカイト本体・ライン・ハンドルまたは、ストラップ
服装は?
   動きやすい服装・滑りにくい靴底の運動靴・サングラス(太陽が眩しい)
スポーツカイトの種類は?
   デルタ型・ダイヤ型などがあります。
   ライン(糸)の本数で分けると、シングル(1本)・デュアル(2本)・クアッド(4本)の他に、
   3本というのもあります。ここでは、一般的なデュアルラインカイトについて説明します。
スポーツカイトの動きは?
   ラインを持つ左手を、手前に引けばカイトは、左に回ります。
   また、逆に右手を引けばカイトは、右へ回ります。
   両手をそろえると、カイトは直進します。
   両手を体に近づけラインの張りを強くすると、カイトは加速します。
   また、両手を体から遠ざけラインの張りを弱くすると、カイトは減速(ブレーキ)します。
   自転車のハンドルを考えてみてください。
   ハンドルを握る、左右の手の位置が同じ時、自転車は直進します。
   左に曲がる時は、左手を引いて体に近づけます、
   自転車は、左へ曲がり、そのま回り続けます。
   また、途中で左手を戻し左右の手をそろえると直進しますね。
   カイトの動きは、まったく自転車の動きと一緒です。
スポーツカイトの構造は?

スポーツカイトの各部分の名称

   各部分の名称
   カイトの骨組みは、カーボンロッド、グラスファイバー等使われてます。
   また、カイト本体は、ポリエステル、ナイロン等の生地で出来ています。
   もし、これらの部品が壊れてしまっても、簡単に交換することができます。
      
基本姿勢
カイトを操作するには、左右の手を引いたり、突き出したりします。
自分の思い通りにカイトを操作するには、素早く・激しく腕を動かさなければ
ならないこともあります。そのため、脇をしっかり閉め、ひじを軽く曲げます。
 
足は、軽く前後に開き、肩幅くらいに開き、安定した姿勢をとります。
前に出たり、後ろへ下がったりする動きも必要になります。
カイトの飛行範囲
 
水色の範囲で、カイトは風を受け、自分の思うような動きをしてくれます。
地面の近く、頭上では、カイトは十分な風を受けられず失速してしまいます。
また、左右方向でも同じ事が言えます。
この動きを利用して、カイトをうまくおろす(着地)事が出来ます。
カイトを、地面に近づけながら右か、左操作しやすい方向へもっていきます。
そうするとカイトは、徐々にスピードを落とし、自然に着地します。
 
* スポーツカイトを楽しむために大切なこと
 1.高圧電線の近くでは、絶対にあげないこと(感電、電気事故の原因になります)。
 2.狭い所、人ごみの中では、あげないこと(周りの人に怪我をさせてしまいます)。
 3.傷害保険に加入すると、万が一のとき安心です(AJSKAに入会すると自動的に加入されます)。
* カイトフライトに関する、ご質問はこちらへ  Let'sカイト   E‐Mail 

  

資料提供: 日本カイト工業会